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作品詳細

ファイナルファンタジーXII バトルアルティマニア

出版・編集 スクウェア・エニックス
スタジオベントスタッフ
発売日 2006年6月16日
価格 1,524円+税
判型 A5判
ページ数 592ページ(オールカラー)
書籍コード ISBN4-7575-1697-7

内容紹介

『FFXII』のバトルの攻略に特化した一冊。バトルに参加する全キャラクターのデータを網羅した「バトルキャラクター」、バトルの仕組みを徹底究明する「バトルシステム」、アイテムのデータや交易品の入荷条件がわかる「アイテム」、全モンスターの詳細データを明かす「モンスター」の4章で構成されている。そのほか、クランレポート完成の手引きや開発スタッフインタビューも掲載。シナリオを極めるための本「~シナリオアルティマニア」と同時に発売された。

(C) 2006 SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved.

スタッフコメント

山下 章

 表紙のジャッジは、デザイナーのかたのアイデアを受けて、E3などのイベント展示用に制作された約2メートルの人形を撮影したものです。あと数日でアメリカへ輸送されてしまう、というギリギリのタイミングで撮影は行なわれ、頭部は表紙に、それ以外の部位は各章の扉に使われることになりました。ちなみに、僕のなかで表紙のジャッジは、シナリオアルティマニアがバッシュ、バトルアルティマニアがガブラスだったりします。

大出綾太

 過酷な制作スケジュールを乗り切るために、サントリーから発売されたドリンク「POTION」を大量購入。しかも全部プレミアムボックス。毎日1本、ときには2本飲みつつ、作業を進めてまいりました。これがなかったら仕事が終わってなかったね、いやホントに。いま会社には空きビンが100本以上あるので、エイダにエレクトラムと交換してもらいます。

山中直樹

 この本のサブディレクターに任命され、編集部に荷物を届けたり、デザイン事務所で菓子を食べたりと、さまざまな激務をこなすことになりました。そして気がつくと「キュウジツってどこのレアモンスター?」と思ってしまうほど『FFXII』漬けの毎日を送ることに。そんな作業もこのコメントを書き終えれば完了とのことで、いよいよ休日デビューよ(←これが言いたかった)。

小石朋仁

 あまりに膨大な、モンスターの種類と1体ごとのデータ量に、思わず頭を抱える。企画構成の段階で「シナリオ、バトル、モンスターの3冊ですかね」と冗談めかして言うも、本音が混じっていたのは言うまでもなし。データのまとめかたや構成で試行錯誤をくり返し、「2ページ内に3体分のモンスターデータを縦並びで入れる」という、やや特殊なデザインにしてようやく、妥当なデータ量を本書内に収めるメドが立ちました。まあ、そこからの作業も途方もなく長い道のりだったのですが……。ちなみに、各モンスターのデータは、左ページ側には「プレイにすぐ役立つデータ」、右ページ側には「モンスターを研究するうえで役立つデータ」が掲載されています。つまり、ふつうにプレイするだけなら、左半分のデータのみ見ればいいということ。本書を使いながらプレイするときに覚えておいてください。

木村昌弘

 『FFXII』は、自分捜しの旅をつづけるカトリーヌのような若者にもオススメのゲーム。バルハイム地下道のトレジャーを取るだけで『自分自身』が手に入りますよ!

中谷 薫

 自分にとって初の『FF』ナンバリングタイトル、しかもやりこみ担当ということで、制作期間中にうれしさのあまりカゼをひきました。助けてください。さて、今回の記事で心残りがあるとすれば、担当コーナーのページ数が足りなくて深く突っこんだネタを書けなかったことですかね。たとえば、P.123のキャラクターのHPを見て気づいた人もいるかもしれませんが、低レベル攻略において序盤で2500ものLPをかせいでいたりします。『FFXII』のやりこみ攻略も、まだまだ進化の余地があると思います。Ωで紹介できるかも?

志賀 修

 アイテムの章を担当しました。装備品だけでもその数は極めて多く、忙しい日々がつづきましたが、アイテムの種類が豊富なのは本作の大きな魅力ですよね。アイテムの章が読者のみなさんのプレイに役立てばうれしいです。

末崎進一

 ひとつひとつのデータの訂正は少量でも、ページが大量にあればそれは非常に手間のかかる作業で、おなかいっぱいになります。障害ステータス「わんこそば状態」とでも名づけるべきでありましょう。以降、この言葉をふたたび使うことがあるかどうかは知りませんが。

白崎正悟

 仕事でさんざんこのゲームをプレイしていたので校了後の休暇はほかのゲームをと思っていましたが、気がつくとほかのゲームを差し置いて3周もプレイしていました……。

板場利光

 「クランレポート」には、ヴァンたちの冒険の過程がさまざまな形で記録されていく。しかしながら、たとえこれをコンプリートしても、とくに目立ったごほうびがないのが、個人的にはちょっと残念。『FF』シリーズらしいと言えばそうなのだが、隠しムービーとかを見ることができたら、もっと楽しかったのに。

豊田知行

 本作の目玉は、何と言ってもガンビットを駆使した自動戦闘でしょう。大半のザコ敵とのバトルではイマイチありがたみがないですが、HPの多いボス敵とのバトルはガンビットの設定しだいで格段にラクになります。そこで挑戦してみたのが、ヤズマットをガンビットだけで倒そう計画!……ちなみに結果は惨敗。ある程度までは戦えるのですが、敵が「被ダメージカット」を得ると、魔法チャージでの回復量が下がってジリ貧なのです。誰か挑戦してみませんか?

日下部智子

 とても12歳には見えないくらい落ち着いていて、フランに「女の子は大切にする」と言われるほどの優しさを持ったラーサーと一緒に最後まで旅がしたかった!! ラーサー好きはきっと同じことを思って……ますよね? 少なくとも私はそう思っていました(笑)!

ベニー松山

 あれ? こっちはベニ松書いてなくない? ええ書いてませんとも。でも、前へ進もうという意思は必ず受け継がれていくのです。柳生の漆黒、つろうございました。ヘネ魔石鉱のラン&リセット、つろうございました。セロビ台地のトレジャー巡回、これはそこそこ楽しゅうございました。キャルトリッチの出しかたがわかんねーんすよ、と嘆くスタッフに「あいつは分裂して現れたぜ」と得意げに教えて絶頂感を味わったりもいたしました(これはキャラが弱かったからわかったらしい……)。そんなプレイが誌面に反映されたのか、それとも反面教師となったのか、このとおりコメントを要求されましてございます。

大津佳之

 こちらの書籍では、データチェックや校正作業のサポートなどを担当しました。それはともかくマンドラたんですよ。本作に登場するモンスターの一種であるマンドラゴラは、もともと『FFXI』で初登場し人気を博したモンスターなのですね。『FFXI』サービス開始当初からのプレイヤーである僕は、自宅にマンドラぬいぐるみが鎮座ましましているほどのマンドラたん好きなのです。昨年の東京ゲームショウでマンドラたんベレーを購入し、その場でかぶり嬉々として練り歩くほどのマンドラたん好きなのです。そんな僕にとって『FFXII』における冒険は、「マンドラたん再発見の旅」にほかならなかったのでした。